海のたまご

身辺のこもごも。

今日は母を励ました日


平日は何時も1日置きに田舎に住む母に

電話をする事にしている。

高血圧と糖尿の持病を持つ母ゆえ

電話で元気な声を聞くとホッとする


主に会話は血圧、腰痛、白内障

それに親戚の愚痴

身体の事になると悲観的で

しんどいを繰り返す母


けれども母の嫌いな親戚の話になると

途端、どこにこんなエネルギーが

あったのかと思うくらいに

声に張りも出てくる

血圧さえ心配なければ

心おきなくいつまでも聞き役に徹するのにね


そんな母が今日はいつになく元気がなかった

このところ血圧が高めで

このままの状態が続けば

少し強い薬に変えると医師に言われたそうだ


数年前の年末に血圧の薬を変えた事があった

同じ医師だった

その薬が効きすぎて

副作用の心不全をおこした母


ちょうど姉と私の家族が帰省していたので

年末ギリギリに救急診療に連れて行った

そこで即、入院となった


その事が母の頭をよぎったのかもしれない

「私なんか、何にも1人でできない。かといってお迎えは来てくれない。困ったわぁ」


そんなことないよ、お母さんの年で

自分で車を運転して買い物や病院に

行けるのってすごいことだよ

頭もしっかりしてるし...

きれい好きで、縫い物もうまいし、

話も面白いよ....とここまで話して

ハッと気づいた


母は寂しいと別の言葉を使って言っているのだ


そろそろ、帰省の時期が来た。