海のたまご

身辺のこもごも。

今日は心の出口を探した日


職場の雰囲気は最悪

私が席をはずすと会話が始まり

戻ると潮が引くように静かになっていく


もちろん口火を切るのは

あの意地悪な後輩

部長と私がギクシャクしているのが

嬉しくて仕方がないように見えるのは

私のやっかみだろうか?


事務所がシーンとすると

廊下へ出て携帯電話で誰かと話し始める後輩

黙っているのが苦痛で仕方がない様子


仕事は生活があるから辞める訳にいかない。

頭ではわかってるはずだが

それでも辞める段取りを考え始めてしまう。


手始めに自分の仕事のマニュアルを作ろう

来週一杯で仕上げて

引き出しを片付けて


明日は仕事を休んでハローワークへ行こう

厳しい就職状況をこの目で確かめて

頭を冷やそう。


せめて息子が大学生になるまでは

仕事を失う訳にいかないのだ。


けれども過ぎ去って行く大切な時間は

取り戻せない。

自分を疲弊させてゆく人たちと

過ごして後悔はないのか?


心が出口を求めて叫んでいる